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ビジネスライフ学科

星に願いを

今年も七夕の季節が巡ってきた。現在の暦または旧暦などに合わせて、全国各地で行事が行われている。東日本では神奈川県の平塚(7月7日〜9日)や宮城県の仙台(8月6日〜8日)が大々的なイベントとして有名である。日程はいずれも今年のものである。夏場の商業振興を目的としているところが多いが、仙台七夕は伊達政宗以来400年の歴史を誇るという。千葉県内では茂原の七夕まつりのポスターを駅などで毎年目にしている。茂原には高校などに何度も伺っているが、残念ながら七夕には行ったことがない。今年は7月29日、30日の開催で第69回とのことである。

本学では新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から、2020年以来スポーツ祭や大学祭(とどろき祭)などの学生が一同に集まる行事を見合わせる一方で、学生による七夕やクリスマスの季節のイベントと飾りつけを実施し、コロナ禍で単調になりがちな学生生活に潤いを与えるように努めてきた。今年も6月下旬〜7月中旬まで校舎エントランスに七夕飾りを用意して、学生諸君がそれぞれの想いや願いを短冊にしたためて、託した。また今年は書道同好会による七夕書展の展示も合わせて行われた。

新型コロナウィルス感染症の5類移行に伴い、今のところ秋のとどろき祭は2019年以来の通常開催の予定で準備を進めている。3年の月日は短大・大学にとっては長く、今の短大生、四大生にとって本格的な大学祭は初めての体験である。調理を伴う飲食の模擬店は原則自粛するものの、コロナ禍前とはひと味違ったイベントや工夫を学生諸君が考えて、学園90周年、短大55周年の新たな出発点となることを七夕に願いをこめて祈っている。(by 西川)