新着情報

こども学科

“学びを走らせる”バスツアー記録②― 千葉県教育委員会と広げる実践の場

小学校へとつながる学び ― 1年生の教室で見えた成長

 千葉県教育委員会と本学が連携した取り組みの一環として、幼保小の接続を学ぶバスツアーを実施しました。教育現場での学びを重視する本学こども学科の初等教育コースならではの特別プログラムです。
 本記事は、こども学科の教員 坂本晶先生=写真=によって当日の様子を詳しく記録したものです。「小学校」「認定こども園」。学生たちが実際にたずねた場所を3回にわたって振り返ります。 
 “学びを走らせる”バスツアー。第2回目は、小学校での学びの様子をご紹介します。

 

千葉市立あすみが丘小学校での見学

 千葉市立あすみが丘小学校には、吹き抜けとなっている1階の昇降口から見上げると、天井(プールの底面)にプールの水が見える窓がいくつかあります。水泳学習中は泳いでいる子どもの姿が窓を通っていくと校長先生がおっしゃっていました。また、今年度創立30周年を迎えて全校でつくった大きなバースデーケーキも紹介してくださいました。教室はオープンスペースに接している面の壁がなく、学年で集まりやすいつくりとなっています。このようにそれぞれの小学校の校舎に特徴があるということを捉えるのも一つの学びですね。

 「もうすぐ2年生」という1年生の生活科の授業を見学しました。3クラスでそれぞれ、「2年生になるにあたって、どんなおにをたいじしたらいいか」を話し合い、考えてワークシートに書いています。先生方からは、5歳児さんが4月に入学してくること、1年生は2年生になること、そのためにどんなことができたらいいかな、と子どもの気持ちに沿って動機づけをされているようでした。1年生には「あの子たちが入学してくるのか。」ということが、ありありとイメージされたでしょう。よく考え一生懸命書いて、ワークシートを丁寧に色塗りしていきます。

1年生の気持ちに
共感しながら

 書き終えると、「椅子をしまってきましょう」という指示により、今度はオープンスペースに静かに集まり並んで腰を下ろします。壁には、大きな大きな鬼の顔が2枚貼ってあります。「どんなことを書いたかな」と先生が発問し、手を挙げた児童を指名しました。発表せずに腰を下ろした児童に先生は、「恥ずかしくなったんだね。また今度発表してね。」と優しく話されました。鬼の顔に新聞紙でつくった豆を投げることについて、「前に友達がいても、豆を投げますか?」と問いかけました。皆首を横に振ります。豆まきが始まりましたが、確認したことを守らない児童はいませんでした。しばらくして終わりとなりました。「また投げる時間を作りますからね。『投げたい』という気持ちは持っていていいですよ。」と柔らかい声でおっしゃると、安心した様子で児童たちは教室に戻っていきました。その後、担任の先生方から本日のねらいや授業の流れについてご説明をいただきました。1年生の気持ちを汲んで周到に計画されていることが分かりました。2月の小学1年生は、考えたことを上手に書き、話し、自分の考えを友達の考えを比べており、しっかりと思考している様子が分かりました。ルールを守り、静かに自席に戻る姿に自立心を感じました。

昼食は茂原市の真名ゴルフ場にあるレストランTheGrillでいただきました、大人数で昼食をとるのにゴルフ場レストランは適しています。また、小高い場所にあるので左に九十九里、右に東京湾が同じ建物から眺められるのは素晴らしいです。千葉県の真ん中にいるのだと実感しました。
第3回へつづく
学びを走らせるバスツアー①はこちらからどうぞ!


千葉県教育委員会との連携については、こちらの記事でも詳しくご紹介しています。
ぜひご覧ください。

こちらからどうぞ