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2021.08.12 受験生 千葉経済短大の授業風景「こども学科 初等教育コース②(基礎造形)」

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 子どもの頃、誰もが経験したことのある「図工」の授業を覚えていますか?
それぞれが自由な発想を広げながら、思い思いの絵を描いたり、制作物に取り組んだり。
 当時を思い出しながら、今度は「先生」の立場に立って考えながら学修できる授業が、千葉経済大学短期大学部にはあります。
 小学校教師・幼稚園教諭を目指す初等教育コースの「基礎造形」という授業です。造形活動を通じて、子どもの豊かな感性を引き出す力を1年生のうちから磨いていきます。

 7月16日(金)3時限の造形実習室には、初等教育コースの一年生が集まっていました。木製の作業台に角椅子、さらには電動糸のこまで備わった室内は、さながら小学校の図工室のようです。
 短大の授業は90分。この日、学生たちはうちわと豆本=写真=の制作に取り組んでいました。前回の授業で学生各自が仕上げた「染め紙」を生地にしたうちわは、蛇腹折りを広げると、花が咲いたように華やかになります。

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 「いい感じ」「あれ? 何か違うな」
「ここをしっかり折ることがポイントだって、分かった」
 学生のつぶやきに耳を傾けながら、「染め紙の色と台紙の色が良い組み合わせだね」など、声をかけては作業台を見まわっていた坂本晶先生。「学生の手が止まっている時は、発想をまとめようとしているかもしれないので、しばらくは見守り、困っているようであればアドバイスをします。感心するのは『どのようなものをつくる』というイメージをしっかり持って取り組む学生がたくさんいることです」とお話してくださいました。
 学生たちが短大に入学して約三ヶ月。授業を通じてこれまでに、にじみやスパッタリング(霧吹き)など、絵の具の技法を学んだり、パスタマシンを使って版画をしたり。身近な材料から造形感覚を養ってきました。
 教師を目指すにあたって、この授業の良いところを学生にたずねると、
「教師になった時にすぐに実践できる内容を、毎回学べるところ」
「自分が作ることで、子どもの視点に立つことができる」
「学生の作品を鑑賞し合う時間があるのですが、自分では気づかない新たな発見があり、とてもためになります」
などの感想が寄せられました。
 各自が「先生」の立場を意識しながら、毎週、授業に取り組んでいます。

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「みる・つくる・かんがえる」
こども学科 准教授 坂本 晶

 日々の生活の中で「いいな」「おもしろい」「すてき」などと心を動かされるようなものに出会ったとき、自分がものの「どこ」からそう感じたのか、よく見て、考えてみるといいのではと思います。造形表現では、色や形、触った感じ、明るさ、動きなどが身に付けたい見方となりますが、自分が「いいな」と思った理由を造形的な見方の面から探してみるのです。道を歩きながら、店で服を選びながら、食事を作りながら……。どこでもできます。

 また、先入観をもたずに見てみる、考えてみるということも大切かと思います。夏休みの間美術館に出かけて、いいなと思う作品を見つける。説明を読まずにまず見る。どこが良いと思ったのか考える。後でその作品の作者やその時代についてゆっくり説明を読む、という見方もあるでしょう。作品が生まれた文脈を知ればさらに見方が深まります。何度も見るうちに見方が変わり、どのようにこの作品は描かれたのかなどと考えながら作品の前に立つと、様ざまな想像がふくらみます。

 実習で子どもに指導するときは、事前に自分がつくることで、子どもが興味をもつための導入のしかたや、ねらいにせまるための手立てを考えることができます。もしも誰かとそれを一緒に行えば、より幅広く深く題材について考えることができます。この授業も、学生が子どもの前に立つときに、ふと思い出して実践できる題材を集めて行っているので、教材研究といえるのかもしれません。子どもは私の想定外のすごいことを思い付きます。この授業においては学生が、私の想定を超えることがしばしばあります。学生は子どものように発想し手を動かしながら、皆でダイナミックな教材研究をしているのです。
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千葉経済短大の授業風景「こども学科 初等教育コース①(教育方法Ⅰ)」はこちらから

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