サターン、ジュピター、マース

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暑かった夏も終わり、秋らしくなってきました。学校は9/21(水)から後期の授業が始まりました。久しぶりに会う学生たちの顔が懐かしいです。学生も教員も、夏休みから通常授業の毎日へとペースを戻すのにちょっと苦労しています。

さて、今年の秋~冬は火星が地球に接近して見どころです。火星と地球は、約780日(=2年2か月)ごとに接近を繰り返しています。前回は2020年10月でした。(そういえば、その頃、このブログにも書きました。)

今回の接近で最も近づくのは、今年の12月1日です。それまで、まだ2ヶ月近くありますが、早くも火星は見え始めています。今から、是非、楽しんでおきましょう。

《10月上旬 22時ごろの星空(千葉市)》

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画像は、10月6日 22時ごろの千葉市から見た星空です。天文シミュレーションソフト「StellaNavigator 11」(AstroArts社)で作成しました。日付が変わると月の形や位置は変わりますが、星空の様子はそれほど変わらないので参考にしてください。

南から東の空にかけて、土星・木星・火星が並んで見えます。明るい惑星たちなので、千葉市内からも分かるでしょう。サターン(Saturn)、ジュピター(Jupiter)、マース(Mars)と、セーラームーンを思い出しながら見るのもいいですね。

このあと、火星はだんだん早く登ってくるようになって、より見やすくなるでしょう。火星は赤い星と言われます。赤く見えると言っても、信号機の赤のような色ではありません。よ~く見ると少し赤っぽいねという感じです。木星や土星との色の違いも見比べてください。

火星では、今、NASAの探査機パーサヴィアランス(Perseverance)が活動中です。パーサヴィアランスは2021年7月に火星に着陸しました。車輪を付けていて、火星表面を動き回って火星の環境を調べています。一緒に火星に運ばれた小型ヘリコプターのインジェニュイティ(Ingenuity)は太陽電池で充電した後、火星の大気中を飛び、地球以外で初めて飛行した装置になりました。面白いですねぇ!そんなことを想像しながら、火星を見るともっと楽しいでしょう。

おまけで天文の話題をもう一つ。今年の11月8日(火)の夜には「皆既月食」が起こります。18時過ぎから欠け始めて、22時前に月食は終わります。途中、1時間半ほど皆既の状態です。見やすい時間帯に起こり、皆既の継続時間も長いので楽しめそうですね。絶対晴れて!!

(by 井芹)