江戸の行楽散歩―亀戸天神社の藤をめでるー

ゴールデンウィーク前に亀戸天神社に行ってきました。

亀戸天神社は江戸の昔から大川を渡って人々が訪れる身近な行楽地のひとつでした。
古くはご本社に当たる九州太宰府天満宮に対して東の宰府として「東宰府天満宮」あるいは「亀戸宰府天満宮」と称されていましたが、明治6年に亀戸神社、昭和11年に現在の「亀戸天神社」となりました。
天神社といえば菅原道真公をお祭りした学問成就祈願ですよね。私も高校受験と大学受験の時に訪れてお願いしました。そのおかげで今があります。
本殿に参拝し、こども学科のこれからの実習が無事行われますようにと祈願しました。

天神といえば梅の花ですが、亀戸天神社は藤が有名です。今年も4月中旬から5月上旬まで藤まつりが開催されました。とはいうものの、開花に早すぎたり遅すぎたり…藤の花の良い見ごろの時に訪れるのは結構難しいのです。今回は「早咲きの藤が満開」という情報を見てその2・3日後に出かけましたが…。

この日はあいにくのぐずつき気味の天気でした。藤を見に来る人々がスマホ片手にちらほらと。屋台もすこしだけ営業中。皆が同じカメラスポットで藤の花の写真を撮ってました。

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境内で、ツクテンツクテンと聞こえる太鼓の音の方にいくと、日光よりお猿さんが来ていて、頑張って技を披露していました。
写真が鮮明でなくてごめんなさい。今年もややはずれた・・・来年こそは満開時に訪れたいものです。

参詣後はすぐそばの和菓子・甘味処の店にくず餅を食べに行きました。
江戸時代からの定番です。この店は、江戸の文化2年(1805年)に創業しました。
文化というと、第11代将軍徳川家斉の頃ですね。
店の名前の由来は、初代の出身地が下総国船橋だったからで、その頃の船橋は良質の小麦の産地だったそうです。店のHPによると、初代は亀戸天神が梅や藤の季節に参拝客で賑わうのを見て、上京し、湯で練った小麦澱粉をせいろで蒸し、黒蜜と黄な粉をかけて餅を作りました。それが大評判となり、亀戸天神社の名物になりました。
くず餅は今でも大人気です。私は、本店限定メニュー「藤のお汁粉+くず餅」のセットを頂き、お土産にカップくず餅を買いました。藤のお汁粉は紫芋を使って色付けをしていました。大満足。
店を出るとすぐに横十間川があります。川を超えると錦糸町駅も近いです。
皆さんも江戸に思いをはせながら、散策と甘味を楽しんでいただけたら嬉しいです。

(中島千恵子)