こども学科の上村です。温暖化がすすみ、冬も以前に比べたらとても寒い日が少なくなったように感じます。私の「以前」とこのブログを読んでいる皆さんの「以前」は同じではないかもしれませんが…。
寒くなると空気が澄み、特に夕方など遠くまでよく見えるようになります。冬は特に富士山がきれいに見える日が多く、「あっ、富士山見える!」とつい写真を撮ってしまいます。私は静岡県の出身で、富士山が身近にある中で生活をしてきました。だからなのか、どこにいても富士山が見えるとほっとします。
ところで日本では、富士山が見える限界はどこなのか知っていますか?「富士山ココ」というサイト(https://info.jmc.or.jp/fujisankoko/#7/35.361/138.727)によるとだいたい300kmぐらい離れたところまで見えるようです。
都心から300kmはとは、こんな感じです。(https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1029727355)より
・半径300km内に県全部がすっぽり入る県
福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、
神奈川県、山梨県、長野県、富山県、静岡県、愛知県
・一部円に入らないが、大部分は入る県
新潟県、岐阜県、石川県、県ではないが東京都(小笠原が入らない)
・一部が円内に入る県
宮城県、山形県、福井県、三重県、滋賀県
話を戻して、北限は福島県、南西限は奈良県、つまりもう修学旅行に行くレベルです。予想以上に遠くからでも富士山を確認できるのですね。
では、私が撮った富士山の写真を紹介しましょう。





富士山はどこにあるかな?
今日の話は、決してうまくもない写真を見てもらう事が目的ではありません。富士山を見るとほっとしたり、なんかガンバロー!と思うのはなんとなく見守られているという感じがするからです。私にとって富士山は生まれたときから身近にあるというよりいる存在。だからこそ、遠く離れた千葉にいても、また違う県に出かけても富士山があると立ち止まって見てしまうのです。別に富士山が何かしてくれるとかではもちろんなく、なんとなく安心するという感じです。
みなさんにもそういう人やモノがあると思います。なんでもいいのです。一つでも安心させてくれる何かがあれば、もしかしたらちょっとした悩みや困ったことも、少し楽になるかもしれません。
少し落ち着いたかに見えたコロナもまた猛威を振るっています。先の見えない状態はとてもストレスです。でもそんなときだからこそ、空をみたり、地面を見たり、深呼吸したり、そんな些細なことで心が少しでもリフレッシュされたらいいですね。