このところ、思うこと

 

10 月に入りました。いつものことながら月日の経つのは早いですね。

先月末からは後期の授業もスタートしましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

さて、このブログはこども学科の教員が一月ごとに担当しています。

今回ボクは、最近自分の身の回りで起こったこと、またこのところ思うことを率直に書いてみようと思います。

◆街の中で 

今更ながら、あちらを見ても、こちらを見ても、誰もかれもがマスク、マスク、マスクで世の中まさにマスク一色。皆さんの顔からマスクが外れる日はいつのことでしょう。コロナ以前にもスッピン隠しや他人と距離をとるためのマスク(伊達マスク)着用者の存在は知られていましたが・・・・・・。ボクからしても学生諸君の顔を半分しか見られないのは残念でしかたありません。ナルホド、「目は口ほどに物を言う」とはいえ目も、鼻も、口も全てが見えたほうがいいに決まってます。一日も早くコロナが収束し、以前のように互いの表情を眺めながら話に花を咲かせたいものですね。

◆車に乗っていて

ウインカーを点滅させない車が目立ちます!(ドライバーにしかわからないことですが)。

車が曲がる(右、左折や車線変更)時にウインカーを点けるのは当たり前であり、教習所でも習ってきているはず・・・・・・。特に交差点で前の信号が赤から青に変わる直前の合図(点滅)や出し忘れ(?)が目につくのはボクだけでしょうか。ウインカーを点けるのは他者に自分の曲がる方向を教えるだけではなく、それが自分自身を守るためでもあることをもう一度認識してもらいたいものです。スマホに目を落としているのか、あるいは早めに点けると「もったいない」とでも思っているのでしょうか。

◆スーパーマーケットで 

レジ待ちの列に並んでいる中に、買い物カゴを床(地面)に置き、それを足で蹴って(押して)いる人たちのいることに唖然としました。

いわゆる「ヤンキー」と呼ばれる人たちではありません。人生経験を十分に積んだと思われる年齢(平たく言えばおじいちゃん、おばあちゃん&オジサン、オバサン世代)の方々の行動、です。ボクからみてもそれほどヨロヨロしているようにも見えない方々が、です。仮に持つのが重くて大変というのであれば、手押しのカートだってあるはず。いずれにせよ、食材の入ったカゴを、自分のものではない人様(スーパー)のカゴを足で、というのは作法以前に品性の問題ではないでしょうか。

人それぞれ、その人でなければ分からない事情というものもあるかもしれません。でもこの光景は到底ボクには信じ難く、目を伏せたくなるようなものでした。

◆ボク自身のこと

齢(よわい)60 を過ぎ、このところ心身の衰えを少なからず感じます。

50 代中頃まではまだ、授業で皆さんと一緒にボールを追い、トランポリンで優雅(?)に舞っていました。疲れも一日眠ればとれ、また少々の怪我や傷などもすぐに治ったものです。でも、年齢は正直ですね。気力の方もこのところ、今ひとつ。そう言いながらも冷厳たる現実を受け入れることに若干の抵抗といささかの戸惑いを隠せない自分がいます。

日本資本主義の父といわれ、本学の建学の精神「片手に論語 片手に算盤」でも縁(ゆかり)のある渋沢栄一は次のような名言を残しています。「四十、五十は洟たれ小僧、六十、七十は働き盛り、九十になって迎えが来たら、百まで待てと追い返せ」・・・・・・明治期の男子の平均寿命が 43 歳といわれた時期に、91 歳まで生き抜いた人間(かれ)の言葉には重みがあります。

その伝で言えば、ボクももうひと踏ん張りの年齢ということでしょうか。もちろん、30 代、40 代の頃と同じようにはいきませんが、今のボクにできることを、今のボクだからこそできることを真摯に、着実にやっていきたいと思います。

日々、学校で、そして授業で皆さんに会える幸せを噛みしめながら・・・・・・。

(齋藤 朗)

おじいちゃんになりました!
おじいちゃんになりました!