―ひろはらスクエアでアクティビティ!感じる、表現する学びー

風がさわやかな季節になりました。今日は、保育コース1年生の基礎演習の時間にひろはらスクエアで子どもの気持ちになって遊んでみました。

先週の授業で子どもの頃好きだった遊びを思い出し、遊びにはどのような魅力があるのかを考えた学生達。今週は、実際に身体を動かして遊びを感じてみようという授業でした。

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まずはウオーミングアップです。遊びに本格的に入る前のアクティビティーを行ってクラスメイトとのつながりを作ります。バースデイ・ラインというゲームを行いました。一言もしゃべらずに4月生まれの人から誕生日順に列に並びます。ジェスチャーを使って全員誕生日順に並ぶことが出来ました。素晴らしいチームワークです!このゲームは幼児には少し難しいので小学生以上向けかもしれません。

丁度一列になったことを利用してきれいな円形を作り、次は木こりのゲームです。

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木になった人を両側の木こりが「ハッ」と言いながら切ります。木は円の中の誰かをめがけて倒れるのですが、今度は倒れられた人が瞬時に木になり両側の人が「ハッ」と木こりになります。なかなか、リズム感のいるゲームで次々に「アウト」になってしまう人が……。

目線を共有して間を感じなければいけないのでみんなの気持ちがつながってきました。

気分が盛り上がったところで、今日の本命「引っ越し鬼」を行うことになりました。「引っ越し鬼」は、保育現場でよく行われている3歳児から大人まで楽しめる鬼ごっこです。今日は、木の下、ベンチ、電柱と目印を決めて鬼が指示した場所に逃げ込みました。逃げている途中で鬼にタッチされたら鬼と交代です。

みんな必死です。「頑張れ~」とかけ声をかけるだけの教員を横目に元気に走り回る学生達。
木の下に逃げ込み、ほっと一息。
木の下に逃げ込み、ほっと一息。

次に行ったのは、懐かしの「だるまさんがころんだ」です。今日は、応用バーションの「だるまさんが○○をした」を行ってみました。「だるまさんが勉強した」「だるまさんが買い物に行った」「だるまさんが先生になった」など色々なアイデアが出てきました。

「だるまさんがお風呂に入った」
「だるまさんがお風呂に入った」

 

最後に行ったのは「エアー綱引き」です。本物の綱はないけれども、チームに分かれて綱引きのフリをしてみました。より本当らしく綱引きをできたチームの勝ち!

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イチ、ニ、イチ、ニ!まだまだ腰が浮いているぞ!一方のチームがどんどん後ろにいってしまいました。今度こそ、本物らしく!!

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イチ、ニ、イチ、ニ!!そうそう、本物らしくなってきた!!ピピー!今日の勝利チームは奇数チームです!

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教室に戻って振り返りをしました。「子どもの頃に戻ったみたいで楽しかった」「普段何気なく使っているベンチも工夫次第で遊びの道具になると思った」「綱引きの表現が思いの外、難しかった」「木こりのゲームはリズム感や頭を使って楽しかった」「最初恥ずかしかったけど最後には笑い合って楽しめた」「子ども達と身体を動かして遊ぶのは体力がいると痛感した」「言葉を使わず体で表現する楽しさを知った」などなど様々な感想がでました。「子ども達と一緒に遊ぶのが楽しみ」「知らないゲームもあったのでもっと色々知りたい、学びたい」「ルールを知らない遊びのルール説明が自分にできるだろうか、遊びの指揮ができるようにしておきたい」「保育者になった時のために体力をつけなければ」と今後の学びや生活につながる意見もありました。

保育者は頭だけではなく身体も使って(もちろん心も!)子どもと向き合うことが必要です。身体性を伴った保育者を目指して、感じる、考える、受け止める、表現する力を養っていきたいものです。普段の授業は受け身になりがちですが、時にはアクティブに体験する学びを授業に取り入れ、学生の感じる力、表現する力を磨いていければと思います。

(小倉定枝)

<参考文献>渡部淳+獲得型教育研究会編 学びへのウオーミングアップ70の技法   旬報社 2011年