亀さんと私

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 「鶴は千年、亀は万年」と言われ、昔から長寿でめでたいものと認められています。鶴と亀は昔話にもよく登場しますね。「鶴のおんがえし」「うらしまたろう」「うさぎとかめ」などはいつまでも子ども達に語り継ぎたい昔話です。保育現場では、是非このような昔話を保育者の素話(絵などの視覚ものを使わず言葉の語りだけで聞かせる話のこと)で行いたいものです。
 幼稚園勤務時代、年長組で亀を飼育していました。子どもの誰かの家で飼えなくなって頂いたのだと思いますが、飼うきっかけは忘れました。世話が簡単なので、子ども達に飼育の負担はないだろうと、すぐにもらうことにしました。
 亀は水中泳ぎは速いですが、地上では歩みがゆっくりです。後方から近づき甲羅を持ち上げることができるので、子どもでも手で触れることは比較的簡単です。でも、食欲ある亀の口は大きく開いて結構こわい。指をくわえられないよう要注意です。
    冬になると、たらいに砂を入れ静かな中2階の教材置き場へ移動し、「とうみんちゅう。しずかにしてね。」と書いた掲示をシステム、暗くして冬ごもりをさせました。卒園前の春の再開が待ち遠しかったです。最近の暖冬では、動物たちは体内リズムがなかなか整わず冬眠も難しくなっていることでしょう。
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 さて、「最強の亀は?」と聞かれたら、私は迷わず「ガメラ」と答えます。現存の生物を答えないのが怪獣映画育ちの私らしさといえるでしょう。皆さんは「ガメラ」を知っているでしょうか。平成時代まで映画があり、またゲーム化もされているので、見たことある方もいるのではないかと思います。
 ガメラは、ゴジラシリーズが大人気を見た頃、大映が1965年に公開した映画「大怪獣ガメラ」でスクリーンに初登場しました。口から出る火炎放射、怪力、回転ジェットでの移動が特徴です。甲羅は強く大抵の攻撃がかわせますが、実際の亀と同じように、甲羅に攻撃されると各部位を引っ込めて防御したり、低温が弱点であったりしています。
 映像では、ぐるぐる回転して空を移動し地上に降りて立ちあがると、いきなり着ぐるみ怪獣になっているのもご愛敬なんです。いやあ、懐かしい~。
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 最後に3点の写真を説明します。左は先日行った神社の境内にいた石の亀、真ん中はうらしま寺にあった亀の形をした手洗い鉢(浦島太郎伝説のあるところで亀ものが置かれていました)、そして右は私のお気に入りの寄せ木細工の亀(ラッキーアイテム)です。

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 令和3年の年明けももうすぐですね。来年も多くの福が皆様にありますように。
                        (中島千恵子)