保育士や幼稚園・小学校の先生をめざす高校生のみなさんへ

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こんにちは! こども学科の柏木と申します。ドイツの教育学と社会的養護が専門です。

今回は、未曾有のコロナ禍の中、まだ進路を決めかねている高校生のみなさんに、少しだけこども学科のお話をしたいと思います。

本学こども学科では、小学校の先生、幼稚園の先生、保育士を育てる学科です。1968年に「千葉経済短期大学商経科」として開校しました。1977年に「初等教育科」が新設され、この年から小学校と幼稚園の先生を養成し続けています。その後、2004年に「こども学科」と名前を変えて、保育士養成も始めることになりました。

なので、基本的に本学のこども学科は、「教える楽しさ」や「学ぶ楽しさ」を求めている学科だと思います。子どもたちに何かを教えたい、子どもたちと学び合いたい、子どもの成長を支援したい、そんな思いをもった学生たちが本学にはたくさんいます。

基本的に、こども学科に来る学生たちは、とても優しくて、朗らかで、のんびりとした学生ばかりです(あまりにものんびりしていて、先生にうるさく言われる学生もいますが…)。「子どもが好き」という純粋な気持ちの学生が集まっているので、とっても平和な日常となっています。そんな平和でのどかな環境の中で、先生や保育士になるために、皆、まじめに楽しく勉強しています。

本学の先生たちも、基本的にみんな「教育熱心な先生」ばかりです。先生同士の会話でも、「あの子は最近どう?」とか「あの子、大丈夫かなぁ」とか、「あの学生は今ちゃんとやっているかしら?」とか、そういう話がとても多いです。本学創始者の佐久間惣治郎先生は、「一人の退学者も出さない」ということを教育理念としていました。本学に来てくれた学生を最後まで責任をもって育てる、という気持ちは全教員がもっていると思います。

一人でも多くの学生が、「この学校に来てよかった」と思ってもらえるよう、先生たちも願い、そのために、あれやこれやと学生たちに働きかけています。

僕もその一人です。2007年に、ある学生に言われました。「先生はドイツの教育学をやっているんですよね? 幼稚園の発祥の地であるドイツに行ってみたいです」、と。この言葉を受けて、2008年2月に6人の学生を連れて、ドイツとスイスを旅してまわり、幼稚園や保育園、児童養護施設等を見学しました。その後も、「海外の幼児教育や保育を見たい」という学生と共に、ほぼ毎年、ドイツ語圏(スイス、リヒテンシュタイン、オーストリア等)をめぐる旅(これを「修養の旅(Bildungsreise)」と呼んでいます)を行っています。(旅行代金は、他じゃありえないくらいに格安で、しかも質的にも贅沢な旅です!)

上の写真は、ローテンブルクというヨーロッパ中世の街並みがそのまま残る町の最も有名な場所です(日本人に大人気の場所!)。学生たちも、乙女のように目を輝かせています。ただ教育や保育の勉強をするだけでなく、世界に触れ、世界の人々に触れ、世界の教育に触れ、世界の福祉に触れ、そういう経験もやはり大事だなぁと思っています。18歳~20歳くらいの時に、海外に出た学生は、その後もほぼ必ず海外に行きます。海外へのまなざしは、教師や保育士にはもってもらいたいなぁと思っています。

今年度は、新型コロナウィルスの影響で極めて厳しい状況ですが、この状況を抜け出し、また海外に行けるようになったら、世界を夢見る学生たちと一緒にドイツや周辺国を駆け巡りたいなぁと願っています。なお、本学では、ハワイ短期留学も行っており、ハワイに行って、そこで、文化や歴史を学ぶこともできます。

もしこの僕の文章を読んで、教師や保育士の道を考えたい!と思う人がいましたら、是非、本学に来てほしいです。「世界を夢見つつ、教師や保育士をめざす高校生のみなさん」と出会えることを夢見ています。

Dear next…

(柏木恭典)