かき氷

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長い長い梅雨が明けました。

それと共に本格的な暑さが到来しました。

それもそのはず、気が付けばもう8月です。

出勤してきただけでシャツも汗ばんでいます。

 

こんな日はかき氷が食べたくなりますね。

学校から1分ほどの場所にあるうどん屋さんで、わずか100円でおいしいかき氷が食べられるので、毎年このくらいの時期になると出かけていきます。

タイミングが合えば、クラスの学生さんを誘っていくこともあります。

今日も暑さに耐えきれず、一人かき氷を買いに出ることにしました。

 

道すがら、『枕草子』にかき氷の記事があったなと、ふと思い出しました。

清少納言は「あてなるもの(高貴なもの、上品なもの)」という章段で、「削り氷にあまづらいれて、あたらしき金椀にいれたる」とかき氷に言及しています。

「あまづら」は当時の甘味料で、削った氷とそのあまづらを金属製の器に入れたものはとても高貴で上品だ、と言っているわけです。

千年前の平安貴族もかき氷を食べていたのかと思うとなんだか親近感がわいてきます。

とはいえ、氷が高級品だった時代にあってはその価値は現代とは比べ物にならないほどで、庶民などはとても口にできない代物でした。

それが現代ではわずかに100円で庶民の私も口にできるわけですから有難いことです。

 

そんなことを考えながらお店に到着。

しかし、ショックなことに今日はお店がお休みでした。

平安期ならいざ知らず、現代の庶民もかき氷はお預けに……。

がっかりしながら研究室に戻らざるをえませんでした。

研究室に戻り、たしかパソコンに以前クラスの学生とかき氷を食べに行ったときの写真が残っていたはず、と探してみました。

ありました、ありました。

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今日は画像だけで我慢です。

明日こそは食べられますように。(高野)