新緑の季節~自然をみつけよう~

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「環境指導法」の授業では、毎年、大学から20分ほど歩いたところにある公園に出かけています。自粛期間が続いていますが、三密を避けて公園に自然を探しに出かけてきました!

どんな時も、自然は私たちの心に安らぎを与えてくれます。今は亡きアメリカの海洋生物学者レイチェル・カーソンは子どもたちに「センス・オブ・ワンダー」を授けたいと、最期の著書で記しています。「センス・オブ・ワンダー」というのは、神秘さや不思議さに目をみはる感性のことです。自然の中には、まだ人間にはわからないことがたくさんあります。レイチェル・カーソンは、子どもたちと一緒に自然の神秘や不思議を分かち合う大人が誰か一人いる必要があると述べています。子ども時代に自然の中で育んだセンス・オブ・ワンダーは生涯その人の心に生き続け、人生の支えになることでしょう。また、地球環境の危機が叫ばれている今、子どもたちに自然の大切さを伝えていくことも保育者の大事な役割です。

子どもたちの側にいる大人として、自分自身の感性を常に磨いていきたいものですね!

公園に自然の神秘や不思議を探しに行ってみましょう。

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雨上りの公園は、木々がたくさんの天の恵みを受け取ってとても活き活きして見えます。こんな新緑の原っぱに行くと子ども達は歓声をあげて駆け出しそうですね!

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お散歩中の柴犬ちゃんもこんなに喜んでいます。

子どもたちの背は大人よりも低いので、地面に落ちているものをよく見つけてきます。

pic3「あ、梅の実発見!」

見上げてみると・・pic4

たくさんの梅の実がなっていました。気がつかなかった!いいものを発見して気持ちも盛り上がります。この間まで、梅の花が咲いていたのに、もう実をつけている梅の木はすごい!梅の実をはちみつや砂糖漬けにすると、美味しい梅シロップが出来上がります。乳幼児期は五感が育まれる大切な時期。一緒に梅シロップを作って四季の恵みを味わいたいですね。(もちろん公園の梅は使いません)

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シロツメクサ

シロツメクサの花がたくさん咲いていました!四葉のクローバーを見つけたことがありますか?四葉のクローバーを探してみるけれど、なかなか見つかりません。シロツメクサの花で花かんむりや首飾り、花たばを作ってみると楽しいですね!この頃は、子どもに雑草をつむのを禁じている大人の言葉を耳にしますが、子どもたちの草への興味をつみ取ってしまっているのではないかと気になります。

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ハルジオン

ハルジオンは北アメリカから来たキク科の外来種です。似たような花にヒメジオンがあります。とても強いので、色々なところで目にすることができます。その他、なずな(ぺんぺん草)も咲いていましたよ。ぺんぺん草で鈴を作るのも面白いですね。

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こんな綿毛をみると飛ばしてみたくなりますね!飛ばしてみましょう~。ふ~!

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私が好きなクスノキです。「くすのきだんちは10かいだて」((武鹿悦子:作 末崎 茂樹:絵 ひかりのくに)という絵本は、子どもたちに大人気の絵本です。モグラの管理人や気難し屋のキツネ、ウサギ、リス、カケスなどの住人が住んでいます。クスノキの大きな枝ぶりを見上げると、動物たちが住んでいそうな気がしてくるので不思議です。こんなクスノキに住んでいたら雨や風からも守ってくれるのだろうなあと想像がふくらみます。

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大賀ハスの葉です。毎年6月になると、きれいなハスの花が一面に咲き乱れます。まだこんな状態ですが、1か月後には葉が生い茂るのですよ。植物の成長ってすごいですね。親指姫がこんな葉の上に乗っていたら、とっても可愛らしいだろうなあと子どもの気持ちになってみます。なんだかウキウキしてきます。

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ツツジの花がいたるところに咲いていて、心が和みます。池の周りにはランナーがたくさんいます。何を隠そう、私も子どものランニングにつきあって、何周も遅れつつやっとこさっとこ4周歩いています。1周は600mだから、2,KMですね。おかげで何とか健康が保てています。

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花菖蒲がきれいに咲いていました。5月といえば、菖蒲。こどもの日には菖蒲湯に入りますね。サトイモ科の菖蒲とアヤメ科の花菖蒲は違う植物です。昔からの習わしで、毎年菖蒲湯に入って邪気を払うそうです。日本に伝わる年中行事を子どもたちに伝えたいですね。

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青い空にぽっかり白い雲。何に見えますか?「金魚みたい!」と子ども達。雲を見ながら想像を膨らませるのもいいですね。

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自宅の花壇にはパンジー、ビオラやペチュニアが咲き乱れています。お散歩をしながら、花壇の花を観賞するのもいいですね。植物はその特性に合わせて、世話をすればスクスクと成長してくれます。活き活きと咲く花は人の心に癒しを与えてくれますね。今は花を育てるのにとてもいい季節です。

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花壇のアジサイです。もうこんな小さな花芽をつけていますよ。アジサイの花が咲くころには、普通の暮らしになっていることを願います。

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再び夕方の公園へ。夕日が池に移って幻想的な風景になっていました。自然は一日の終わりに活力を与えてくれます。自粛が続いてストレスの多い日々ですが、自然からエネルギーをもらって明日も乗り切りましょう!(小倉定枝)