「何かを測定し、想像すること」

簿記や会計の分野では、「測定の方法」及び「不正防止」のための「正確さ」にいつも大きな関心があります。私たちが毎日使用しているモノ、あるいは利用しているモノは何らかの単位で測定・評価されたモノが流通しています。もの作りの世界では、「はかれないものは、作れない」、または「販売」もできないと言われています。

一般に、「数や時間」を「はかる」場合は「計る」、距離、身長、面積、体温、温度や湿度は「測る」、重さや重量については「量る」というように、「はかる対象」によって言葉を使い分けしています。

国際ルールでは、計測や計量の単位は、時間は秒(S)、長さはメートル(m)、質量はキログラム(㎏)など、7つの単位・記号を使うことが決められている。この基本単位をもとにして面積は平方メートル(㎡)、体積は立方メートル(㎥)、速さはメートル(㎧)として使用されています。

「計る・測る・量る」場合に使われる道具には、「時間」は時計(日時計、腕時計、柱時計など)、スマートホン、ストップウオッチなど、長さはメジャー、曲尺、物差し(竹やプラスチックなど)、重さは体重計、天秤秤(はかり)、体積を測るには升(升)、調味をするときに使う計量カップなどを使ってチェックしています。しかし、普段使われている単位でありながら、長さや面積、重さなどが想像できないような単位があります。

皆さん、次の単位の言葉を見て長さ・広さ・重さなどが想像できますか?

長さ:1インチ、1ヤード、1フィート、1マイル 1海里、1寸、1尺など
面積:1㎡以外に、1坪、1反、1町、1アール 1エーカー、1デシなど
重さ:1gあるいは1㎏以外に、1トン、1貫(カン)、1斤(キン)など
体積:1㎤あるいは1㎥以外に、1ℓ、1石、1升、1合、1バレル、1ガロン

これら以外にも、今まで聞いたこともないような単位がたくさんありますのでパソコンなどで検索してみてください。

私たちが毎日使っている生活用品は、上記のような単位を使って作られ、そして販売されています。また、単位があることによって長い・短い、広い・狭い、軽い・重い、あるいは安い・高いなどをいつも比較しています。簿記や会計の分野では、こうした単位を「お金:貨幣」に変換して取引を正確に記録しています。もし、「計る・測る・量る」ための道具が正確でなかったら、役に立たなかったらどうしますか?

お客さん:国産牛ロース、ステーキ用で100gください
店  員:牛ロース100gですね(ハカリに載せています)。 2,500円です
お客さん:え・・・・・

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(by ビジネスライフ学科:澤村孝夫)