program ANDES

◆ Andes とは・・

• Andes は、"A program for Near-side/far-side Decomposition in Elastic Scatterings" の 略のつもり。
• 簡単な optical potential 散乱を解いて、結果を画面に plot するプログラムである。
• bug 報告や改善要望があれば、連絡してください。

◎Ver.4.x シリーズ

特長としては、 Windows 上で簡単に操作できる。 MS-Visual Basic.NET (.NET Framework 4.8 対応) で作ってあるので、Windows 10, 11 などでそのまま動く（はず）。追加の dll などは不要。registory は操作していない。 計算結果のグラフをすぐに見られる。 Near/Far 分解ができる。 Becchetti-Greenlees や CH89, Koning-Delaroche などの Global Optical Potential の parameter を計算できる。 運動学の相対論的補正ができる。 グラフに実験 data の重ね書きができる。 ポテンシャルの数値データをファイルから読み込むことができる。 計算パラメータの保存と読み込みができる。 印刷機能はついていない。

《 sample 画面 》 ..... クリックで拡大 注： sample 画面は Ver.4.1 のものです。

◎Ver.3.x シリーズ

特長としては、 MS-Visual Basic 6 (SP5) で作ってあるので、Windows 上で簡単に操作できる。⇒ その後、SP6 にアップ。 Windows 98SE, Me, 2000, XP などでそのまま動く（はず）。registory は操作していない。 計算結果のグラフをすぐに見られる。 Near/Far 分解ができる。 Becchetti-Greenlees や Watson et al. などの Global Optical Potential の parameter を計算できる。（Ver.3.2 から) グラフに実験 data の重ね書きができる。 印刷は、画面のハードコピーができるようになった。(Ver.3.3 から) Windows 7, 8, 8.1, 10でも動作可能。ただし、VB6 ランタイムが必要とされることもあり。 VB6 ランタイムパッケージは、「Vector」や「窓の杜」から入手してインストールしてください。 ⇒ たとえば、http://www.hmpage.jp/vb6rtest.htm などがあります。

《 sample 画面 》 ..... クリックで拡大 注： sample 画面は Ver.3.2 のものです。

◆ Download

• [Ver.4.1] ⇒ AndesV41.zip (1,094,615 B) ...... 2023/03/08 公開
  VB.net で作成 (.NET framework 4.8 対応)。
  1. AndesV41.exe ......... program 本体
  2. Andes.ini ......... 配列の dimension など設定ファイル
  3. dca40_exp.dat ........ 実験 data sample (d+40Ca at 56 MeV)
  4. dca40_parameter.dat .. 入力 parameter sample (d+40Ca at 56 MeV)
  5. dca40_potent.dat ..... potential data sample (d+40Ca at 56 MeV)
  6. AndesV41manual.pdf ........... Ver.4.1 のマニュアル
  
  
• [Ver.4.0β] ⇒ AndesV40beta.zip (57,633 B) ...... 2022/07/18 公開
  VB.net で作成 (.NET framework 4.6 対応)。
  エネルギーから運動量の計算の際に相対論的補正が可能。
  
  
• [Ver.3.3e] ⇒ AndesV33e.lzh (127,821 B) ...... 2009/03/16 公開 （公開は 2009/03 ですが、本体は 2006/12/11 作成です。）
• [Ver.3.3e] ⇒ AndesV33e.zip (123,039 B) ...... 2011/07/19 公開 （公開は 2011/07 ですが、本体は 2006/12/11 作成です。）
1. AndesV33e.exe ......... program 本体
2. AndesDim.cnt ......... 配列の dimension data
3. dca40_exp.dat ........ 実験 data sample (d+40Ca at 56 MeV)
4. dca40_parameter.dat .. 入力 parameter sample (d+40Ca at 56 MeV)
5. dca40_potent.dat ..... potential data sample (d+40Ca at 56 MeV)
6. ReadMeV33e.txt ........... Ver.3.3e の使い方メモ
7. HistoryV33e.txt ........... Ver.3.3e での変更点の履歴



Ver.3.2 からの主な変更点 LS potential に Gaussian form を追加した。(Ver.3.3e) S 行列を出力する際　prev/next ボタンの enabled 設定がおかしかったのを修正。(Ver.3.3e) 核子 global OPM に Koning-Delaroche を追加。(Ver.3.3d) 数値計算 parameter のチェックを追加。(Ver.3.3d) potential 半径 parameter に直接値指定を追加。(Ver.3.3d) 核子 global OPM に CH89 を追加。(Ver.3.3c) 前回使用したファイルの full path を記録する。(Ver.3.3b) Z を入力する際、元素記号でも指定できる。(Ver.3.3b) ダブルクリックで、結果の数値をクリップボードにコピーできる。(Ver.3.3b) ポテンシャルの体積積分および平均二乗半径を計算し表示する。(Ver.3.3a) 散乱の全断面積および反応断面積を計算し表示する。(Ver.3.3a) プロットウィンドウのハードコピーが印刷できる。(Ver.3.3)





• マニュアル ⇒ AndesV32man.lzh (477,349 B) ...... 2004/03/30
1. AndesV32man.pdf ......... Ver.3.2 の manual（Ver3.3 では少し変更があるのだが・・・）

◆ How to use （超簡単版）

• 操作手順
  1. 適当なフォルダを作って解凍する。
  2. AndesVxx.exe (xx は version number) をダブルクリックすると実行できる。
  3. プログラムを実行すると、パネルが開くので、parameter をキーボードから入力する。
  4. [calculate] ボタンを押す。
  5. 結果の数値出力は [Output] で、グラフ出力は [Plot] で行う。
  6. 続けて他の parameter で計算させたいときは、parameter 変更後、 [Calculate] を押して、再計算させる。
  7. 違う parameter での計算結果を同じグラフパネルに重ね書きしたいときは、「□new panel」の check をはずしてから plot させるとよい。
  8. グラフの size や scale も変えることができる。
  9. parameter の保存や読み込み、実験 data の読み込みは、メニューから行う。
  
  
• 補 足
  • どこかに exe ファイルのショートカットを作っても OK。
  • AndesVxx.exe 以外のファイルはあってもなくてもよい。
    • Andes.ini(Ver.4) または AndesDim.cnt(Ver.3) の中を書き換えると、R, L, θ などの dimension を変更できる。
    • Andes.ini (AndesDim.cnt) を使う際は、AndesVxx.exe と同じフォルダに置くこと。
    • Andes.ini (AndesDim.cnt) がなければ default の dimension になる。
    • 付属しているその他の dat ファイルは参考のための例題である。なくても使える。

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