研究室訪問 佐久間美羊先生(英語コミュニケーション 社会学等担当)

先月、佐久間美羊(さくま みよ)先生からのインタビューを受けた小倉定枝(おぐら さだえ)です。今度は、私から佐久間先生へのインタビューを行いたいと思います。
英語コミュニケーションの授業も持っていらっしゃる佐久間先生は、「英語がペラペラでかっこいい!」と学生からも評判です。
他にも社会学や社会科概説を担当され、授業やさまざまな活動を通じて、学生たちと共に日常生活の中から世界の状況と平和について考えていくことをライフワークとされています。
今回は、そんな佐久間美羊先生の学生時代の秘密(?)・・・オーストラリア留学について伺いたいと思います。


Q:学生時代にオーストラリアに留学されていますよね。オーストラリアに留学されたのは何故ですか?
 
もとはといえば、高校生の時にオーストラリアのフィリップ島という島に2週間の語学留学でステイしたのがきっかけです。
それで、すっかりオーストラリアに魅せられてしまって。海辺の町で、海から砂浜の巣にペンギンが帰ってくるのが間近に見られる、ペンギンと日常的に触れ合える街でした。
今から考えると、私自身が都会で育ったので、オーストラアというよりも、地域の人たちの繋がりが深く、自然と共生している田舎の地域社会的なところに魅力を感じたのではないかと思うのですが。

Q:大学生の時はオーストラリアのどこに留学されたのですか?
シドニーです。シドニーも東に行けばビーチ、西に行けばブッシュウオーキングでハイキングを楽しめるし、キャンパスの中をウサギが跳んでいるしと、自然を感じられる街でした。
Q:そこで、何を学ばれたのですか?
オーストラリアに魅せられていたので、とにかくオーストラリアのことについて何でも学びたいと思っていました。
当時、私が通っていた大学との交換留学だったのですが、英語学科の人はどんな科目でも履修することができました。私は、とにかく「オーストラリアン(オーストラリアの)」と名がつく科目をたくさんとりました。
そして、学んでいくうちに逆にもっと日本のことを知りたくなった。友人に日本のことを聞かれて説明できないこともあり、日本のことを案外知らないんだということに気付かされました。

Q:その後もまた留学されたのですよね?今度は何を学ばれたのですか?
はい、大学院終了後に1年、今度はオーストラリアの大学院に留学しました。大学院の時は日本とオーストラリアの交流をテーマに論文を書きました。
そこで、日本とオーストラリアの戦争の問題が浮き上がりました。日本人はオーストラリアと戦争をしたという認識があまりないけれど、オーストラリアでは、日本は本土に攻め込んだ最初で最後の国(連邦国家誕生以降)という認識があります。
そんなことはあまり考えないで、日本人はオーストラリア旅行に行く。でも現地の人の認識はそうではない。その認識のギャップについて考えさせられたので、そんなことをテーマに学びを深めました。

Q:平和をテーマに学ばれたのですね。
はい。そして、どのようにすれば争いを解決することができるのかという、紛争解決の方法についても学びました。
Q:それは、普段の人間関係にも活かせそうですね。
そうですね。それで、今1年生の保育実習演習でも人間関係のトラブルなどをテーマにしながら授業を行っています。
現在も、その時の問題意識を持ち続け、平和のための活動をされているそうです。いつも穏やかで素敵な佐久間美羊先生。そんな佐久間美羊先生のかっこよさは内面から滲み出ているものなんだな・・としみじみ感じられたインタビューでした。

        スポーツ祭にて 佐久間クラスのメンバーと[:音符:]