趣味の世界

 今回は私がすっかりハマっている趣味について語りましょう。私は約8年前から大東流合気柔術という、合気道のルーツとなった武術を学んでいます。小学校高学年のころから空手を学び、フルコンタクト空手こそ最強!と信じていた私ですが、「合気」という不思議な技術に魅せられ、今ではほぼ毎日稽古に励んでいます。
 「合気」とは相手を無力化する高度な技術ですが、この謎を追求するうちに武術と古神道、修験道、密教などの宗教との深い関連に気づくようになりました。大東流の実質的な創始者と思われる武田惣角(たけだそうかく)という天才武道家は若いころ修験道や密教の専門家と出会い、合気に開眼したという説があります。また合気道の創始者、植芝盛平も古神道と深い関わりがあったとされています。
 武術を学ぶうちに我々日本人の精神とは何か、より深く知りたくて古事記や賀茂真淵、本居宣長に関心を持つようになりました。かつて日本史の教科書で受験のために学んだ知識に血が通ってきたように感じます。今年の元旦は植芝翁の守護神をお祀りする大阪のサムハラ神社まで初詣に行きました。
 「牛に引かれて善光寺参り」ということでしょうか。(by柳浦)
写真は大阪のサムハラ神社
大阪のサムハラ神社