そこここに見る自然界の妙

世の中に、黄金比という言葉があります。美しく何となく安心感を与えてくれる神秘的なもののようです。普段何気なくお世話になっているPasmoやSuicaをはじめとする各種のクレジットカード、名刺、新書本等のサイズがそれです。

手元にある物差しで、部屋のTVやPCのモニターの縦横のサイズを測ってみました。これらの比は、大体1.7程度で黄金比に近い値。他の機種について測っていないので分かりませんが、物差しを用意して測ってみようと思われる御仁がおられましたら、目の前のモニターサイズを確認してみてください。黄金比に近い値となるかもしれません。それから、傷口を保護する救急バンの外箱もそうでした。患者の抱く不安な心理を考えた、ささやかな配慮かも知れませんね。食卓のサイズも黄金比。美味しい食事とあるようにとの思いでしょうか? 洗面台の鏡も黄金比。今日も一日さわやかにということでしょうか? 見渡せば結構あります。
家庭菜園ですくすくと育っている朝露に濡れた絹サヤエンドウの蔓(ツル)も、スパイラル状の黄金比に従って巻いていくようです。二月の大雪の中、寒さに耐えてくれました。収穫が楽しみです。

 
ところで、髪の毛を左から分けた学生14人の白黒の顔写真を集めて平均顔を作ってみました。スマートに処理するためにはモーフィング技術などを使うべきでしょうが、アナログ感覚で、単純に顔画像を重ねてみたのが図に示したものです。

一枚目の顔写真を基準にして、二枚目以降は、まず右目の位置を合わせて、次に左目の位置を合わせます。ほとんどの場合、被写体の大きさが違いますから、拡大縮小の操作を、縦横比を変えないで慎重に左目の位置調整をします。場合によっては回転の操作をしなければうまく合わないこともあります。少々時間のかかる作業ですが、顔写真を重ねるごとに透過度を次第に上げて処理したものです。すると、重なりの強弱の程度に応じて濃淡が生じ、見事にバランスの良い平均顔に仕上がりました。黄金比となっています・・・。どうですか?(白銀比かもしれません)。(***「日本顔学会」というれっきとした学術研究組織もあります。)

 
五月にはゴールデンウィークがあります。一週間7日のうち4日間が休日です。つまり、7:4で、比率は1.75。これも黄金比に近いですね。ゴールデンウィークは、まさに黄金比です。
この見方や感じ方は人によって様々に違うでしょうが、自然界は神秘に満ちています。(by 玉置)